女性はライフステージの変化とともに働き方を見直さなくてはなりません。ましてや小さな子どもがいると、いつ何時突発的なアクシデントが起きるか分からず、柔軟に働ける環境は少なくなってしまいます。当時、1歳の子の育児をしながら当社で清掃のアルバイトをしていた私に、「フルタイムで働ける事務の仕事があるけれど、挑戦してみないか?」とお声がけくださったのは当時の社長でした。有難いお話を快諾してから14年。おかげさまで子どもも手が離れるようになり、仕事にウエイトを置いてやりがいを感じながら勤務しています。私だけでなく、自宅で介護をしていた家族を看取りたいと申し出た社員には1ヵ月の休みをくださり、仕事ができない期間も家計が困らないようにと休業手当を出してくださっていました。社員一人ひとりのことに目を配り、心を寄せ、気にしてくださるのは今の社長も変わりません。