野波 さやか

2005年入社 前職:歯科助手

ドライバーとの世間話が、
一番大切な仕事かもしれない

女性はライフステージの変化とともに働き方を見直さなくてはなりません。ましてや小さな子どもがいると、いつ何時突発的なアクシデントが起きるか分からず、柔軟に働ける環境は少なくなってしまいます。当時、1歳の子の育児をしながら当社で清掃のアルバイトをしていた私に、「フルタイムで働ける事務の仕事があるけれど、挑戦してみないか?」とお声がけくださったのは当時の社長でした。有難いお話を快諾してから14年。おかげさまで子どもも手が離れるようになり、仕事にウエイトを置いてやりがいを感じながら勤務しています。私だけでなく、自宅で介護をしていた家族を看取りたいと申し出た社員には1ヵ月の休みをくださり、仕事ができない期間も家計が困らないようにと休業手当を出してくださっていました。社員一人ひとりのことに目を配り、心を寄せ、気にしてくださるのは今の社長も変わりません。

私の仕事は、ドライバーの皆さんをサポートするバックオフィス業務です。社員のドライバーは約60名、協力会社様のドライバーは約300名ほどいますが、誰がどこに行ったのか日報をつけたり、請求業務に関わっています。日報を見ていると、ドライバー一人ひとりの業務が目に浮かびます。
休憩をそこそこに、がむしゃらに仕事をしている人には「無理しないようにね」と声をかけることもありますし、荷物をお届けした店舗の方とのやりとりで「〇〇さんは、いつも気持ちのよい対応で助かっています」といった言葉を頂いた時は嬉しくて、帰社した姿を見かけたら報告することもあります。

私が一番気を配っているのは、心穏やかに運転できるようにサポートすること。小さなイラつきが事故に繋がります。出勤して車に乗る姿を見ながら、いつもと様子が違う人には「何かあったの?」と声をかけてみたり、運転中、事故による交通渋滞にはまってしまっているドライバーには、「店舗に連絡を入れておくので、焦らないでくださいね」と連絡を入れるようにしています。普段からドライバーに声を掛け、「最近どう?」と世間話をするのも大切な仕事。世間話を積み重ねていくことで、お子さんが受験を控えているとか、奥さんと喧嘩してしまったとか、体調を崩している、資格取得のために頑張っている…など、プライベートなことも分かるようになってきました。ドライバー皆さんにとって母親のような存在かもしれません。「いつもありがとう」と声をかけていただくたびに、サンエー物流で働けて良かったと、心から思っています。

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